Story

Story

Vison

わたしらしく
たのしむママを
ふやして
家族みんなが
生きやすい
世の中を作る

マトリカリアの花を持つ女性のイラスト

子育てに追われて
「楽しい」気持ちをどこかに
置いてきてしまったわたし

俯く女性のイラスト

ご機嫌な毎日を過ごせるわたしに戻りたい。

同じようにモヤモヤを抱えているママと
一緒に楽しい毎日を過ごしていきたい
そんなママをふやしたい

その想いから
fun fun mom
(ファンファンマム)
はスタートしました。

花束を持ち微笑むドレス姿の女性のイラスト

ママがママをたのしめるように

コーヒを持ち上を向きリラックスした様子のヘアバンドをした女性のイラスト

授乳ネックレスと子育てふろしきを販売する出産祝いギフト専門店からはじまり現在は、デザインを通して「わたしらしくたのしむ」起業女性をサポートしています。

fun fun momのロゴは
「ふん♪ふん♪(fun fun)」と
鼻歌を歌っているママと
「楽しむ心」の花言葉を持つ
マトリカリアをモチーフにしています。

fun fun mom ロゴマーク

History

funfunmom ができるまで

自分が「無」になっていく子育て期

「結婚」「妊娠」「出産」「子育て」めでたく「幸せ」なイメージのある言葉。

これらを経験してきてもちろん嬉しくて幸せな瞬間はあったけど…

正直私は、その何倍も
漠然とした不安や、モヤモヤした気持ちの方が多かったんです。

つわりで自分の体なのに自分じゃないみたいな感覚。
ちゃんと母親になれるのかな?って不安とちゃんとお腹の中で育ってる?生きてる?って不安。
自分の体の中にもう一人生き物が入っている不思議な感覚。
出産の痛みへの不安。

妊娠・出産は未知との遭遇の連続で不安でしかありませんでした。

胸を押さえ不安な様子の女性のイラスト

結局、不安の中襲ってきた陣痛は最後まで味わうことなく、緊急帝王切開で生まれてきた可愛い息子。

やっと会えた安心と感動も束の間…
心の準備をする間もなくいきなり「母親ならできて当たり前」への圧を感じて戸惑うことになります。

息子は昼夜問わず泣き続け、切開したお腹の痛みが引かず、トイレに行くのもやっとの体で授乳が始まり毎日が睡眠不足。

うっかり添い寝でうたた寝したら、「窒息してない⁉︎」とハッとしたり…
離乳食も食べない、ミルクも飲まない息子は成長曲線を下回って指導が入ったり…
抱っこ・授乳・オムツ替えで気づいたら1日が終わって家事もまともにできず部屋はぐちゃぐちゃ。

泣き喚く赤ちゃんのオムツを変える女性のイラスト

どうしたらいいのかわからず

「生後◯ヶ月 寝ない」「離乳食 食べない」「ミルク飲まない 対策」

一日中ネット検索ばかり…

ネット検索をしても育児書を読んでも
なんにも解決しなくて保健師さんに相談してもネットで調べた事ばかり言われ

「それでもうまく行かないから相談したのに…」と

さらに途方に暮れて…
夫は出張が多くてほとんど家にいない。
結婚して引っ越してきた土地には親戚も友達もいない。
24時間息子と2人きりで会話のできる大人がいなくて孤独だった。

赤ちゃんをだき、モヤモヤしてた気持ちを抱え不安そうな女性のイラスト

私がうまくできないのが悪いんだ
いいお母さんじゃなくてごめん
うまくできなくてごめん

周りのママもSNSのママもみんなうまくやってるのになんだか楽しそうなのに…

なんで私はうまくできないんだ
と、泣き止まない子供を抱っこしながら一緒に泣く毎日。

毎日何かしらのトラブルが起きて
毎日が必死すぎて

私の感情はどんどん「無」になっていきました…

赤ちゃんを抱っこ紐でおんぶしながら、食器を忙しそうに洗う女性のイラスト

結婚する前は

好きだったこと

キュンとする瞬間

楽しいと思える時間

自分が「幸せ」と思える時間が
なんなのかもわからなくなって

楽しい

嬉しい

悔しい

悲しい

無意識に

そういう感情に全部蓋をして

見ないようにして

ただただ目の前にいる我が子を

「今日も生かす」ことしか考えられなくなっていました。

このままだと死ぬと思った日

ずっと胸のあたりがモヤモヤしていました。

そのモヤモヤが何なのかもわからず

「辛い」って言葉も出しちゃいけないような気がして「私は大丈夫」って見ないようにしていました。

でも、体はわかっていたんですね。

気づくと勝手に涙が流れてくるようになり、夕食を作ろうにも頭が真っ白になり作れなくなって…

ある日、朝起きると体がズーンと重い岩のように重たくてベッドから起き上がれなくなってしまいました。

大の字で仰向けに寝っ転がり動けなくなってしまった女性と見つめる猫のイラスト

息子も起きて隣で泣いているのに。いつもなら抱っこしてリビングに連れていき離乳食を食べさせるのに…

起き上がれない。
フラフラしてとてもじゃないけど抱っこなんてできない。

夫はすでに仕事に行ったようだし

「これは…ヤバいやつ。」

「このままだと私もこの子も死んじゃう」

と危機感を感じました。

なんとかスマホを片手にクラクラする頭で区の保健センターに電話をしました。

「あの…。無理です。助けてください…」

色々説明することが出来ず、やっと出てきた言葉でした。声が出た瞬間泣き出して

これしか言えなかったけど…

保健師さんは察してくれて住所や状況を聞かれその数時間後に自宅に来てくれました。

うつ伏せに伏せて丸くなり動けない女性のイラスト

保健師さんがきてくれた瞬間

「助かった・・・・」っと安心しました。 

そして言ってくれたの。

「よく電話してくれたね。本当によかったよ、電話くれてありがとう」

「すごいね、頑張ったね、お母さん」って。

その瞬間、ずーーーーーーーーと気を張って体がピリピリしてたのが

ストンって気が抜けたような感じになって

ブワァーーーっと泣き出しちゃいました。

ママは楽しんでいい

その後も保健師さんは私が落ち着くのを待って今までの話を、私のまとまりのない話を「うんうん。」って聞いてくれました。

生まれてからずっとなかなか寝てくれないこと。
離乳食もミルクも飲まないで成長曲線を下回ったこと。
主人の仕事が忙しいこと。
実家も遠いこと。
一時保育に預けたくてもミルクを飲まないからできないこと。

自分じゃどうしようもできなくてずっと困ってて困りながらどうしたらいいのかわからなかったことを全部聞いてもらいました。

涙を流す女性と寄り添うエプロン姿の女性保健師さんのイラスト

そしたら、

「お母さん、1人でよくここまで育ててこれたね。」

「頑張ったね、本当によく頑張ったよ」

「もう、十分よく頑張ってるよ、大丈夫だよ、何にも心配ないよ」

「ちゃぁんと元気に育ってるじゃない!

「おっぱいも飲んで、元気に泣いて、ここまで大きくなったじゃない」

「お母さんがここまで頑張って育ててくれたからだよ。」

「よくやってる、十分だよ」

って、言ってれました。

その言葉になんだかホッとして

「あぁ、私、ちゃんとこの子を育ててこれたんだ」

「そっか、私ずっと頑張ってたんだ」

と、やっと自分で自分を肯定することができました。

頬を寄せ合い微笑み合う赤ちゃんとお母さんのイラスト

今まで、

「寝てくれないのは私の育て方が悪いのかな」
「私のやり方がよくないのかな」
「離乳食食べないのは私の作り方が悪いのかな」
「ミルクも、私がもっと練習頑張れば飲むようになるのかな」
「子育てしながら働いてる人もいるのに、私の効率が悪いのかな」
「私のキャパがないせいかな」
「こんなにうまくいかないのは私のやり方が間違ってるのかな」

って・・・・・

言い出したらキリがないくらい

ずーーーとうまくいかないのは

ママである私のせいなんだ。
ママなのにちゃんとできない。
ママなのに子供のことがわからない。

子育てなんか私には無理。

って思ってたから

保健師さんの「大丈夫だよ」の言葉に 

「私、お母さん出来てたんだ」

と救われたのです。

寝そべる赤ちゃんをあやす女性のイラスト

その後、息子を預けることができて少し子育てから離れて外でゆっくりご飯食べたり、ゆっくりお風呂に入ったり、朝まで寝ることができたり・・・

今まで普通に出来ていたことを普通にやれたことがとてつもないリフレッシュになりました。

今まで、子供のことばかりで

「自分を後回しにする」

その感覚もないままただただ必死に日々をこなしていた事に気づきました。

それだけ頑張ってた自分を

「褒める」・・・

ってところまではなかなかすぐには出来なかったけど・・・それでも

「私、実は頑張ってるのかも・・?」

ってところから本当に少しずつ、少しずつ、

「私、すごい!頑張ってる!えらいじゃん♪」

って思えるようになるまでになりました。

布団から元気そうに起き上がるパジャマ姿の女性のイラスト

自分を自分で褒めてあげれるって実はすごく大事な事。

そう思えるようになったきっかけがあの時の保健師さんが私をたくさん褒めてくれた言葉でした。

「子供を預けるなんて・・・」
「ママなのに・・・」
「働いてないのに。」

って罪悪感しかなかったのが、

少しづつ、少しづつ

子供を預けるようにもなって

今じゃ、「はい、行ってくるね!ママも楽しむから、君も楽しんでおいで♪」

って思えるようにもなりました。

笑顔で笑い合う父と母と赤ちゃんのイラスト

こんな風に思えるようになったのも今までいろんな人に助けてもらっていろんな人に励ましてもらって、

「1人じゃ育てられない」

って事に気付けたからだと思います。

だって無理だもん1人で頑張ってたら、私もこの子も生きていけない、死んじゃう。

あの日の朝、

「これダメなやつ・・・」
「このままじゃ、私もこの子も死ぬ」

って思えたからあそこまで行ったらダメだって思えるから

だから、今は頑張ってるママに

「人に頼っていいんだよ」

って心から言えます。

fun fun mom を設立

結婚するまでは引きこもりのフリーター。
バイトを転々として社会人経験はほぼない落ちこぼれ女子だった私。

保健師さんの言葉から、少しずつ立ち直り、息子を預けて習い事を始めてみたりママ友ができて遊びに行くようになる中で、息子と同い年の子を育てながら自分で事業を立ち上げて仕事をしている方や、イベントを企画しているママたちに出会いました。

そんなママたちと関わる中で

「子育てしながら自分のやりたいことをやってもいいんだ」

「私も何かしてみたい」

という思いが少しづつ湧いてきていました。

閃いている女性のイラスト

ちょうどその頃、「結び屋ゆいく」の子育て風呂敷に出会い、風呂敷の便利さにハマって結び屋ゆいくの追っかけになり、有難いことに、代表のさくらさんにお声がけ頂き結び屋ゆいくのアシスタントとして活動していくことになります。

その後、風呂敷や手ぬぐいの知識を積んで、講座の現場で講座のやり方を見て学び、次男を出産した日に結び屋ゆいくの認定講師になることができました。

とはいえ、子育てが忙しく講師としての活動はほとんどできずにいました。そのうち気づけばコロナで世の中が騒ぎ、緊急事態宣言の中、主人が突然他県への転職を決めてきたのです。

家を建てたばかりなのに、やっと長男の幼稚園が決まったばかりなのに。やっと落ち着いて生活ができるかな?と思っていたのに…

「引っ越さなきゃいけないの?」
「また療育先や幼稚園を探さなきゃいけないの?」
「ローンは?生活できるの?」

もう色々な不安がブァっと襲ってきて不安を通り越して「どうしてくれるの!」という怒りに変わってきました。

なんで私はこんなに不安なんだろ?
なんでこんなに怒っているんだろ?
主人が家族のことも考えて決めた「やりたい」と思う事をなんで応援できないんだろ?

と思った時に、今まで

・収入の面で主人に頼りすぎていたこと
・家族のせいにして自分のやりたいことを我慢していたこと

に気づきました。

私は、家族の「やりたい」を応援できる人になりたい。そのために私は私のやりたいことで自立がしたい。そう思って、本気で起業することを決意しました。

万歳をして嬉しそうな女性のイラスト

世間知らずで右も左もわからないなりに起業塾に入り、勉強して、挑戦して、経験しながら立ち上げたのが

「fun fun mom」でした。

ビジネスを学ぶ中で、色んな感情を「無」にしてきたことにここで初めて気がつきました。

もともとファッションが好きで、独身時代はヒールばかりはいていたのに、妊娠を期に好きだったヒールをしまい込みぺったんこ靴に変わり、体型が変わり、好きなテイストの服をきれなくなり、赤ちゃんが舐めたら危ないし、引っ張って壊されたら嫌だからとネックレスやピアスもしなくなり、育児に忙しくてメイクもしなくなりました。

子供が泣き出したら他の人に迷惑になるからとゆっくりカフェや外食にいくこともできず、ゆっくりお風呂に入ることもできない。

子供に合わせて好きだったことを全部諦めなきゃいけない。

ママだからそうするのが当たり前なんだと思い込んで、「今だけだよ」っていう先輩ママたちの言葉を聞くたびに「今だけっていつまで…?」と苦しくなっていました。

だから、苦しくならないように「〇〇したいな〜」って気持ちを見ないようにしていたんだと思います。

ビジネスを構築していく中で、なにも考えていない自分に世間知らずの自分にこれまで社会との接点がなかった自分にショックを受けました。

私のように子供を産んで今までの生活がガラッと変わり気づけば社会との接点もなくなり、ネット検索をしながら途方に暮れて子供と一緒に泣いて過ごしているママがたくさんいる事にも気がづきました。

スマホを脇に置き、机にうつむき途方にくれている女性のイラスト

そんなママたちに

「大丈夫だよ」

「今日も子供達が元気なのはママのおかげだよ」

「お疲れ様」

って伝えたくて。

あの時わたしを救ってくれた保健師さんのように

毎日の中になんでもいいから自分のことを「なんかいいな♡」ってキュンとする瞬間がふえたらきっとママの世界が少しずつ変わっていくはず。

そんな想いから「ママのたのしいがふえますように」をキャッチフレーズに大好きなファッションを楽しめることと子育てを楽しめるグッズとしてオリジナルで開発した授乳ネックレスと子育てふろしきを販売するネットショップをオープンしました。

これがあったらいいのに!という私の育児経験と想いをこめて開発したグッズはママのための育児グッズ・出産祝いギフトとしてご利用いただいたお客様に大好評♪

満足度98%の商品として売り出すことができるようになりました。

パソコンをみながら何かを考えている女性のイラスト

しかし…ネットショップをオープンしただけでは毎月の売り上げは安定せず…私の知識が足りないからだ…と、これまでいろんな事を学んできました。

Instagramの運用・オンライン講座の構築・導線の構築・営業知識・画像デザイン・コミュニティ運営などなど…

とにかく、事業として成り立つように自分が満足できる結果を出したくてさまざまなことを学んでは実践、時にはサポートもしてきました。

正直、子育てをしながら学んで事業を構築して雑務も全部一人でやって仕事として成立させる。これ、めちゃくちゃ大変です。時には頭から湯気が出るくらい考えて吐きそうになりながらプライベートと仕事のタスクをこなしそれでも売り上げが上がらない赤字が続く…。

私何やってるんだろ…もう無理かもって泣く日もありました。それでもやめないで続けて来れたのは私の周りに素敵な女性がたくさんいてくれたから。

赤ちゃんを抱っこしながら話になり集まる女性たちのイラスト

同じように子育てしながら

「私らしく働きたい」

「自分の人生を楽しみたい」

と日々奮闘しているママたちにたくさん出会ってきました。

そんなママ達はみんなキラキラしています。考え方も多様で広い。

「もっとこうしたら幸せな人が増えるはず!」「そのためにあれもこれもやりたいの!」

そんな幸せのお裾分けの気持ちが溢れている女性ばかりです。ママがキラキラして楽しそうにしてたら一緒にいる家族もきっと生きやすくなる。

仕事も、子育ても、パートナーシップも全部「私らしくたのしみたい」

そんなママのお手伝いをしたいと思うようになりました。

デザインでママを救う

スライド制作・チラシ制作・告知画像・LP制作・HP制作。デザインの力でビジネスママたちの想いを形にすることができます。

私がたくさん挑戦して、学んで学んで実践して。全部わたしらしく楽しみたい!ママのお手伝いができるようにカタチになったのがデザインで業務を支えるお仕事でした。

デザインでは業務負担を減らすことも、「可愛い!」「おしゃれ!」とテンションをあげることも、サービスの価値を上げることもできます。

カタログを見ながら微笑む女性と猫のイラスト

fun fun momを直訳すると「楽しい楽しいお母さん」です。根っこは立ち上げ当時から変わりません。

頑張るママの毎日の中に「なんかいいな♡」と思える瞬間をふやしたい。

fun fun momは、子育て真っ最中のママには、テンション上がる育児グッズで、ママ起業家には仕事へのモチベーションが上がる画像デザインでママの「たのしい」瞬間をふやします。

今日もママの「たのしい」がふえますように。

花束を顔に寄せ抱きかかえる女性のイラスト

profile

fun fun mom(ファンファンマム)

オーナー:中村ともみ

出身:新潟県長岡市

在住:北海道札幌市

中村ともみ写真

出身校:新潟県立長岡大手高校杉野服飾大学 ファッションビジネス・マネジメントコース

大学時代はファッションやデザインの基礎はもちろん産学連携プロジェクトで大手企業様へプレゼンテーションを行い新ブランドや、商品企画づくりを学びました。

2014年:結婚 札幌に移り住む

2015年:長男出産

2018年:次男出産結び屋ゆいくの認定講師になり子育て風呂敷を伝え始める

2021年:fun fun momとして開業

11月 ママのための出産祝いギフト店「fun fun mom」をオープンオリジナル開発した授乳ネックレスと子育てふろしきを販売

2023年:デザイナーとして活動を始める

セミナー・サポート実績

【風呂敷講座】
札幌こども専門学校様
スマイルフェスタ「ひとり親家庭等くらし応援セミナー」
安平町高齢者ふれあい大学様
もみじ台管理センター様
コープ札幌様

【女性起業家サポート】
札幌リラコワ共催 起業支援セミナー登壇
札幌市女性起業家セミナー登壇
オンラインコミュニティWOMOMラボ 運営マネージャー
WOMOM認定 オンライン講座サポーターとして様々な女性起業家さんのオンライン講座構築をサポート
【その他】
一般社団法人 日本風呂敷マスター協会
養成講座の構築・制作